2009年3月15日日曜日

ブラビアリンクに対抗してみる



僕の実家は僕の勧めでソニーのブラビアKDL-40V1と、同じソニーのブルーレイレコーダーBDZ-T90の組み合わせを使っていますが、こういう同じメーカーの組み合わせだとリモコンがひとつで済むという利点があります。ソニーはこれをブラビアリンクと呼んでいますがこれは結構便利です。最近のブラビアの場合はBluetoothリモコンなので、BDZがテレビとちょっと離れた位置に設置されていたりする僕の実家のリビングでも、リモコンの向きを気にせずにテレビとBDZの操作ができてしまいます。

で、僕の最近買ったソニーのハンディカムHDR-XR500Vもブラビアリンクに対応しており、それを試したいがために実家用にHDMIケーブルを一本買ってしまいました。一応ソニー純正のHDMIにしましたが、2mで5000円ちかくしました。高いなあ・・。早速実家のブラビアKDL-40V1と僕のハンディカムHDR-XR500VをHDMIで接続します。なにも設定らしきものはしていませんが、ただ刺しただけでブラビアのBluetoothリモコンでHDR-XR500Vを操作して、撮り貯めた映像を視聴することができるようになりました。まさにプラグアンドプレイです。

さて僕の家のプラズマディスプレイはパイオニアのPDP-506HDです。50インチとでかいのだけがとりえですが、HDMI入力は1系統しかありません。その唯一のHDMI接続はPS3で使ってしまっているので、PDPの入力3のD端子接続を使ってBDZ-L70を繋いでいます。もうこの時点でHDMIはおろか、D端子入力の空きすらありません。HDMIの入力口が豊富にある最近のテレビが心底うらやましいです。

そこでなんとかがんばってブラビアリンク並の操作感をパイオニアのPDPとソニーのBDZ-L70とXR500Vとを繋いで実現してみようと思います。

ようするに
  • 一本のケーブルで繋ぐ
  • 一個のリモコンで操作する
このふたつを実現してみようということです。

  1. まずはHDMIの代わりにAV端子ケーブルでXR500VとPDPを繋ぎます。
  2. そしてXR500VとBDZはUSBで接続します。
  3. さらに撮り貯めたminiDVのダビング用にHC3とBDZをiLinkで接続します。
  4. XR500VやHC3用の電源も接続できるようにしておきます。
HC3とXR500Vは同時に使うことはないので、そのときどきで繋ぎ替えるようにするとして、この4本が1本のケーブルになればHDMIを凌ぐ接続性を持つことになります。

で、やってみました。




4本のケーブルを、ケーブルをひとまとめにするスパイラルなんとかで束ねて、BDZとPDPの全面入力端子に繋ぎました。束ねただけですが1本のケーブルと言えなくもなさそうです。


XR500Vにつないだところ。1本あまっているのはHC3からのダビングのときに使うiLinkのケーブルです。




BDZ-L70にはiLinkとUSBを接続。




AV端子はBDZ-L70の入力2でもいいのですが、別にBDZを経由する理由もないのでPDPのほうに直結にしてみます。


さらに学習リモコンであるリモートコマンダーRM-PLZ510Dの「ビデオ」のファンクションのところにXR500Vのリモコンの操作を全部登録しました。


PLZ510Dの「テレビ」「入力切替」(何回か)で「入力4」にします。すると出ましたXR500Vの操作画面。PLZ510Dで「ビデオ」にして、カーソル操作でXR500Vのハイライト再生をやってみました。うん、HDMIつかったフルHDにはかないませんが、ただのS端子映像とは思えない意外ときれいな絵が出ます。
つぎはダビング。PLZ510Dで「DVD」がBDZ-L70に割り当ててあるので、「テレビ」「入力切替」で「入力1」にしたあと「DVD」「10」でBDZのクロスメディアバーが出ます。ビデオカメラ映像のHDDへのダビングもPLZ510Dからのカーソル操作で全部できました。

これだけできれば、ブラビアリンクをしのぐリモコンと言えるでしょう。自己満足。

でもやっぱブラビア欲しいなあ。。。

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