2009年2月21日土曜日

HDDビデオカメラの素材の管理について悩む

今まではHC3を使ってminiDVテープを撮りためていたから、その素材の管理は明確に一次メディアであるminiDVテープの管理でした。
で、こんなのを作ってBentoでminiDVそのものを管理していればよかったわけです。
http://vogue-peugeotvogue.blogspot.com/2009/02/bentominidv2.html


しかしビデオカメラがHDDでの記録になるとそういうわけにはいきません。120GBと240GBのモデルが選べたHDR-XR500VとXR520Vで小さいほうの120GBのXR500Vを買った訳ですが、はっきりいって120GB全部使い切るまでどこにもコピーしないなんて怖くてやってられません。だってHDDですよ?こんなに持ち歩かせて、いつクラッシュするかわからないんですよ?120GBといえば僕は最高画質で撮ることにしているけどそれでも14.5時間も撮れちゃうんですよ?前のHC3で撮りためたminiDVテープは3年で60分テープが30本たまりました。つまり30時間です。ということはそのペースで撮って1年半分もの想い出を一個のHDDだけで済ませられちゃうんですよ。下の子が1歳半になるまでの成長記録を一個のHDDだけに詰め込んでしかも日々持ち歩けというのですか。怖くてできません。

ということでバックアップをとりながら日々の撮影をすることになるのですが、その運用方法についてはこれまでのminiDVのような単純なメディア管理とは考え方をがらっとかえなければならないなあ、と思っています。誰かなにかとっくの昔にうまい方法を考えていそうなものですが、何で検索すれば参考になる答えが出てくるのかわからないのでとりあえず自力で考え始めます。

自力と言ってもまずは作り手がどういうコンセプトで「想い出を残させること」を考えているのかから見始めてみたいと思います。
いろいろサイトに書いているんだろうなとおもって探してみたら、案の定いろいろでてきました。

まずはこれ。簡単に説明しようというやる気は見えますがいきなり図解が複雑ですね。
http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/handycam/products/benri/avchd_hdd2/index.html


結局どの方法でバックアップ取ればいいんだよ?という問いに対する答えはここではなさそうですが、あとで戻ってこようと思います。

さて自力で考え始めます。
まず保存先はどこがあるのか?とおもって見渡してみると、たくさんあります。以下、僕の家の環境で書きます。

①このブログを書いているMacBook本体のHDD
 この中で僕の場合はMacOS/Windows Vistaのデュアルブートになっていて、MacOSには最新のiMovieが、Windows VistaにはPMB (Picture Motion Browser) というソフトが入ってます。どっちでも、MacBook本体のHDDに保存することができます。
もともと80GBだったところを160GBに増設してあり、MacOSで80GB、Vistaで80GB使ってます。どっちのパーティションもパンク気味なのでやるならまた大容量のに換装ですが、そもそも物理的に動かすことが前提のノートに大事なバックアップを入れるのもどうかと思うのでこれは違うでしょうね。

②AVCHD-DVD
 Windows Vistaで立ち上げてPMBを使ってワンタッチディスクボタンを使うことで手軽にAVCHD-DVDが作れます。iMovieではできなさそうです。これの利点はこの前書いたように日時の字幕が自動で入ることで、これはとても大きいです。

③ソニーのブルーレイレコーダーBDZ-L70のHDD
 USBで繋いでBDZのワンタッチボタンを押すとAVCHDでHDDにコピーされます。これの利点は最も手軽に視聴できること。HC3で撮った素材も半分くらいはL70につっこんでありますが、嫁と娘はかなり繰り返し見ていますし、実家の爺婆がきたときなどリモコン操作ひとつでぱっと出てくるのでとても重宝します。欠点はすぐに320GBのHDDがいっぱいになってしまうことですね。常に満タン状態です。しかも増設や換装はできない。なんででしょうね。

④Buffaloのホームサーバー LinkStation HS-D300GL
これは①からの派生ですが、DLNA対応のホームサーバーとして一応300GBのNASはあることはあります。あんまり使ってませんがPS3との組み合わせでDLNAサーバーとしての活用はできそうです。無編集AVCHDの素材をここに置いてLAN経由でPS3で再生できるのかのテストはまだやってませんが一応ソニー同士だしできるような気がすると淡い期待。

⑤PS3のHDD
80GBのHDDはありますが、これはほとんどゲームの体験版で埋められているのでそれを削除すれば多少は入ります。でもどうやって入れるのか。USBで繋いだところでコピーできるのか?ちなみに②で作ったAVCHD-DVDをPS3に入れると再生はできるけど中身のファイルのコピーはさせてくれませんでした。
追記:PS3にXR500VをUSBで接続して、XR500Vの中にあるAVCHDファイルをPS3のHDDに手動でコピーすることはできました。がしかし②でできたような字幕は生成してくれませんでした。

⑥BD-R(ブルーレイディスク)
これは僕の環境だと③のBDZ-L70でしか作ることはできません。いったん③のHDDに入れてからBD-Rに焼くことになります。しかしAVCHD-DVDを作るときのDVD-Rメディアが安価である以上、BD-Rメディアにどれだけ投資すべきかという問題があります。

書きかけですが娘がからんできて執筆続行不能。続きはまたこんど。

------
さてつづきです。(エントリをむやみに増やすのもなんなのでこのままここに追記します)

ここまで見てきた中では②のPMBで作るAVCHD-DVDが日時の字幕を入れてくれることからとても魅力的です。しかし応用力に欠け、せっかく字幕入りでDVD作ってもそこから③のBDZのHDDにコピーしてしまうと字幕は消えてしまいます。⑤のPS3のHDDにコピーしても同様です。したがって字幕入りAVCHD-DVDは魅力的なのですが、その魅力はそこで行き止まり。すべてのバックアップをこのAVCHD-DVDでやれば二度手間もありませんが、もう少しほかのを探したほうがいいように思います。

BD-Rに焼くのはGB単価の面からも有利だしメディア管理のDB構築ノウハウも得ているのでいいのですが、いちどBDZに入れ、そこからBD−Rに焼くというのは、楽になったとはいえ二度手間の感は否めません。

そもそもDVDなどの媒体に残すことを考えずにHDDだけで生きていくというのがシンプルでいいですね。これでいくとバックアップを取ったHDDから直接リビングのプラズマディスプレイで視聴ができないと不便なのでそれができる方法を探すことになります。
BDZ-L70の320GBのHDDはすでに満タンなのでここにはもう入れられないし、ここに入れるとやはり行き止まりでその先はDVD-RかBD−Rにするしかなくなるので、バックアップというものとは違います。有力候補はLink Station + PS3のDLNA連携なのですが、これもAVCHDがそのまま旧式のLink StationのDLNAに載るかどうか怪しいところ。今度試してみますが多分ダメでしょう。

となるとAVCHDをXR-500Vからざくざく放り込めて、DLNAでリビングのPDPでそのまま視聴できる新しいホームサーバーを立てることを考えたほうがいいのかもしれません。信頼性を高めるために、RAIDを組んであるホームサーバーがいい。となるとこのあたりか。。
BUFFALO Link Station RAID機能 省エネ ネットワーク対応HDD2TB LS-WH2.0TGL/R1
BUFFALO 〈リンクステーション〉RAID5/Webアクセス機能搭載 DLNA対応 ネットワーク対応HDD 2.0TB LS-Q2.0TL/R5

0 件のコメント: